とことん着物が好きだから、の人の話を聴きたくて。

鞠小路スタイル代表の田中 千衣子 (Chieko Tanaka)先生と初めて出逢ったのは2011年。


見たことも無い可愛い着物に身を包んで、ニコニコ笑っていた彼女(写真1・若いっ)。

「好きを仕事に」という、起業女子の定番とも言えるキャッチフレーズはその頃すでにあったけれども、ちい先生はもはやそんな次元をすっ飛ばして、経営者として京都で着付け教室を営んでいて、東京に進出しようとしていた頃でした。

だけども、彼女の佇まいから滲み出てくるのは、経営とかビジネスとか云々の前にまず「着物が大好き!」。

彼女にとって着物はもう一枚の肌のようなものであり、日常。だからこそ美しく着るための研究を重ねて、独自の理論を構築し、進化し続けていったのではないでしょうか。

そして、着物を誰よりも楽しんでいるそのちいこスタイルに惹かれ、お客様も集まっていたのでは無いかと思います。

祐天寺「スペースU」でも、ちいこ理論を解剖学に照らし合わせて語ってほしい!と無茶振りして(笑)「解剖学的着物論」という講座にゲスト出演してもらったり(2011)、2Daysの着付け教室を開催していただいていました(2012)。

その頃のちい先生がFacebookでつぶやいていた言葉…
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「鞠小路スタイルが言うきれいな着姿ってなんなのか
っていうことをずっと考えて考えてきたのですが
『布』の流れにさからわず
それぞれの『身体』のパーツに合わせて身にまとい
『場』に合わせて組み合わせを調整する
そんな掛け算の結果なのだなぁと思うようになりました。」
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やがては「無重力着付け」として世に出る鞠小路スタイルのDNAはもうこの頃すでに存在していたのでありますよ奥さん!

時は流れ、昨年リリースされた「無重力着付け」のネーミングに惹かれ、とても久しぶりにちい先生の講座を受講したら、実習に入る前の座学が面白くて面白くてね、「早く着てみたい!」「でもこの話ももっと聴きたい!」というめちゃめちゃ贅沢なジレンマに陥ったのでありました(笑)

そしていざ実習に入ると、先ほどの話がさらに浸透してくるの。「あの話を聞いておいてよかった!」って。

美しく着ることができ、着崩れない。それは、ちい先生が考え抜いて発見した「方法」と、古来から伝わる着物そのものが持つポテンシャルがあるからこそ。それらが融合してはじめて、着る人が癒しすら感じることのできる「着物に包まれ、支えられる」あの感じを味わうことができるんじゃないかと思った福島でした。

さて、以前スペースUで開催していただいた頃からの私の個人的な願望だったんですが、「ちい先生の着物愛炸裂するお話会」を最前列で聴きたいなあ、と。

それを伝えたらなんと、ですよ。
「じゃあナビゲーターやって♪」と最前列どころか隣の席でかぶりつける美味しい役回りを仰せつかりました。

着物に関してはドがつく初心者である私が、皆様に代わってあれこれ質問しまくる「初心者さんが聞くきものとのお付き合い」編、先日の講座中に聞いて大感動した日本人のルーツにまで迫るお話をさらに深めた「着物を通じて覗く日本人の頭の中」編。どちらもおすすめです!

合いの手係の私めも、口をポカーンと開けっ放しにならないように気をつけながら進行を務めたいと思っております。

【渋谷・表参道】4月6日 着物と日本文化のお話会

第一部 10:00〜12:00 初心者さんが聞くきものとのお付き合い
第二部 13:30〜15:30 着物を通じて覗く日本人の頭の中

会場: 【鞠小路スタイル東京スクール】
東京メトロ「表参道」駅B2出口から徒歩7分
JR・地下鉄「渋谷」駅 宮益坂口7分 ビラモデルナ
グーグルマップ→ https://goo.gl/maps/RXrg4AwV7BN2

気になる人はこちらから申し込んでおいてくださいね〜!

なんだか熱く語ってしまったわ!現場からは以上です!

 

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